そして、酵素栄養学に興味のある方にも、良質なオイルは必要不可欠となっております。

え？オイルって太るんじゃないの？とか、身体に悪いと思われている方は、半分正解で半分不正解です。

正解なのは、良質なオイルを適量とる事です！

油(オイル)が悪いと思っていたり、何かで見たという方がいると思いますが、あるオイルを過剰に摂取することは確かにNGなので、これからしっかりと覚えていきましょう。

まずは避けるべきオイルは、大豆油・コーン油・キャノーラ油・パーム油。
これらはスーパーで安く売っているものですが、ほぼ全て遺伝子組み換え農産物を原料にしています。

抽出方法もヘキサンというベンジンの主成分でもあり、ガソリンに多く含まれています。
これを聞いただけでも、えーーって思いますよね。
効率と原価を考えてたどり着いた製法だと思いますが、ヘキサンの残留やその後に強アルカリ、強酸で精製されているので、危険を指摘する学者が多くいます。

安い油は絶対に注意が必要です

加熱用に最適なのは、オリーブオイルやコメ油、菜種油、胡麻油、などありますが、これらはオメガ9と言われるオレイン酸が多い油です。
栄養素が熱に強く酸化しにくいです。

ちなみに先程あげた避けるべき油は、オメガ6と言われる必須脂肪酸と言われる、自分の身体では作れないけど必要な油と言われています。
あれ？必要なのになぜ避けるの？と思われると思いますが、こちらは現代人が過剰摂取しています。

今の食生活では、色々なところにオメガ6が使われていたり、お菓子に植物油脂と書かれているものが多いですが、これも大豆油などの遺伝子組み換えされたオメガ6なのです。

これはらは、本当に避けていただきたい！
我が家も酵素栄養学の勉強やオイルソムリエの勉強を始めたことにより、サラダ油などのスーパーで売っている油はなくなりました。
これを子供に与えると思うだけで、ゾッとしてしまいます！

そのほかに避けるべき油は、
酸化した油
トランス型脂肪酸
です。
また、オメガ6がオメガ3よりはるかに多い状態が続くのも避けてください。10：1以上の状態

オメガ3は何かと言いますと、不飽和脂肪酸の一つでして、植物油に含まれるαリノレン酸や、魚などに含まれるEPA、DHAが有名なところでしょうか。

魚だとイワシやサバ、アジやサンマに多く含まれていますが、オメガ3は熱に弱いのでお刺身で食べることをお勧めします。

A-hum marche あうんまるしぇで取り扱っているオイルだと、搾取できる時期が限られている貴重なえごま油が代表的です。
こちらは、ecobitoさんの農園で無農薬栽培された九州産のえごまのみを使用したオイルです。
圧搾方法は、昔ながらの古式玉締め製法と言われる、熱を加えず圧力だけでじっくり絞っているのでαリノレン酸が酸化することなく高含有しています。

ボトルも光などで酸化しないような遮光瓶を使用していますし、特に開封後は酸化しやすいのですが、保存に適した温度が15度前後ということなので、お店のテスターはチョコレートと同じワインセラーの中で温度管理してあります。
その為に、フレッシュなえごま油を試飲していただきたい！

以前お客様で、遮光瓶に入っていない1000円前後のえごま油を身体にいいとネットで見て購入後飲んで見たら、ひどい味がして具合が悪くなって捨てたという方がいらっしゃいましたが、こちらを試飲した時に全然違うと驚かれたことがあります！
嫌味のないえごまの実の香りが感じられ、酸化していないので本来のさらっとしたキレのある味です。

そのままスプーンで飲むのも良いですし、ドレッシングにしたり熱を加えない使用方法がおすすめです。

熱を加えても使えるオメガ3のオイルはないのか？
実はあるのです！

それが、カメリナオイルです。

こちらはファンドラー社から発売されているものですが、とても優秀です！

カメリナオイルとはアブラナ科の一種なので、ぺんぺん草に似ています。(そういえば、最近はぺんぺん草見かけないな)

味はネギのような薬味系の味がしますが、これが結構和食に合います！
醤油に混ぜても相性がいいですし、お味噌汁にも合います。
炒め物にかけたり、鳥などのお肉料理にも合わせやすいですよ！
ネギを入れるようなお料理には、だいたい合うと思います。

個性の違う2種類のオメガ3含有オイルを是非店頭で試飲して見てください！

最後に、身体のメカニズムを正常にする働きのあるオメガ3を摂取するといいと言われる効果をまとめておきます。

・血液がサラサラになる
・抗炎症作用やアレルギーの緩和
・心疾患や脳卒中の予防
・メンタルヘルスの改善
・アルツハイマーへの効果

こちらは代表的にいわれているものですが、やはり血流が良くなることによって得られる効果は大きいですね！

是非毎日の生活にと入りれて頂きたいオメガ3オイルのご紹介でした。