ドラッグストアショー
企業向けの展示会は多数ありますが、消費者向けの展示会があるのをご存知ですか?
ドラッグストアショーと言いまして、毎年3月の中旬に幕張メッセで開催されています。...
こちらの展示会は変則的で、1日は企業向けの展示会ですが、土曜と日曜は一般消費者向けの展示会となります。
大手NBメーカーから、中小企業まで出展していまして、基本的には新商品のプロモーションをおこなっています。
この展示会の1番の魅力は、なんと言ってもサンプルがもらえることです!
大手は100%と言って良いほど大盤振る舞い状態で、強者のオバちゃんは空のキャリーケース2つ持参して、帰るときにはパンパンにして帰っております。
興味のある方は、明日明後日と開催されていますので、遊びに行く感覚で見学しても面白いかもしれませんよ。
ちなみにA-hum marche あうんまるしぇでは取り扱っていないケミカルなモノばかりですが・・
そして、未だに思い出すのは3・11
その当日は、華やかな会場にて出展者として幕張メッセにおりましたが、未だに忘れられません。
小さな揺れがずっと続いていて、揺れが収まるかと思ったらどんどん大きな揺れになり、会場の照明が落ちるのではないかと言うくらいの揺れと、女性の悲鳴。
どこからともなくホコリが舞い上がり、ガラスがひび割れたり展示しているものが落ちて壊れる音。
全員走って外に逃げると揺れは収まりましたが、またしても大きな揺れ!
立っていることもままならず、しゃがみこんでいると、道路に水が染み出しているのをみたときに、会場裏の海から津波が来たのかと思ったら、液状化現象で道路がひび割れて水が吹き出していました。
歩道橋の一番下の階段が1メートルくらい浮き上がるほどの地盤沈下。
その後、携帯のテレビで目に飛び込んで来たのは、東北で津波に流される車の映像に衝撃を受けて、全員で嘘でしょ?と現実を受け止められずにいました。
もちろん当日は電車も止まっていて、埼玉に帰ることは出来ず、翌日に帰りましたが、夜も余震でホテルが倒れるのではないかと思う位の揺れ。
夜中のテレビで流れるのは、被災地や原発の被災した様子。
そして近くにある石油コンビナートの火災映像などなど。
でも、今はまた何でもあるのが当たり前の生活に戻ってしまっていて、助け合うことも希薄になって来ていますよね。
人間は良くも悪くも忘れる生き物だと言うのを改めて痛感しました。
毎年行くたびに思い出す震災の記憶。
忘れた何かを思い出す良いきっかけだと思って、来年も見学ればと思っています。